肩こり・首の痛み

他で良くならない理由

肩こりで当院に来られる人は肩こり歴１０年とか４０年といった人がいます。

今までどんなことをしてきたのかを聞くと、湿布・マッサージ・鍼・お灸・電気等いろいろ試したが早ければ１時間後、長い人でも翌日ぐらいには症状が戻っています。

これから一生この肩こりや頭痛と付き合っていかないといけない覚悟を決めておられた人もいました。

しかしなぜいつまでも肩こりが治らなかったのでしょうか？

それは“肩がこっている”と言う症状だけ着目しすぎているからです。

肩がこる原因は頭・肩関節・首・背中・肋骨・骨盤といくつもあり、それを検査で見つけ出すことが肩こりの解決には必要になります

それなのに症状に対する施術だけをしていたことが肩こりが良くならなかった理由です。

症状についての説明

肩こりと言っても筋肉疲労型の肩こりと神経性の肩こりに分かれてきます。

筋肉疲労型の肩こりは、デスクワークや携帯電話、読書などを同じ姿勢で長時間作業を行うことで起こってきます。

同じ姿勢を長時間することで筋肉の過緊張や疲労感、負荷のかかりすぎよって筋肉内の血行不良によって起こってきます。

症状として肩や肩甲骨周囲に張った感じや重い感じがあります。

神経性の肩こりは、首の老化に加え不良姿勢によって首から出てくる神経が圧迫されることによって起こってきます。

症状として首全体から背中にかけての張った感じや重い感じ、首を動かすと頭痛や後頭部痛があります。

原因

症状の原因は何かというといろいろなケースがあります。

• 猫背や巻き込み肩によるケース
• ストレートネック、反り腰によるケース
• 猫背や巻き込み肩、側弯による背骨の湾曲によるケース
• 猫背や巻き込み肩によるケース

・猫背や巻き込み肩によるケース　

猫背や巻き込み肩によって慢性的に頭部が前方に偏移することで、前に突き出た頭部を支えるために肩関節周囲筋や後頚部筋が常に働き続ける必要があり、これが筋肉疲労型の肩こりの原因になります。

・ストレートネック、反り腰によるケース
ストレートネックや反り腰によって神経の出口が狭くなり、それに何らかの要因が加わることによって神経が圧迫され、神経性の肩こりの症状が出る原因になることが多いです。

・猫背や巻き込み肩、側弯による背骨の湾曲によるケース
猫背や巻き込み肩に加え側弯によって猫背や巻き込み肩の筋肉疲労型の肩こり症状に加え、側弯があることで左右どちらか一方の神経が圧迫されて神経性の肩こり症状も加えた症状の原因になることが多いです。

当院での改善法

肩こりや首の痛みは、頭痛・吐き気・息苦しさ（呼吸困難）といった困った症状も引き起こします。

これらの症状は、仕事・生活・趣味の時間などを大きく損ないます。

当院では「動きやすい体・負担が加わりにくい体」にして自分である程度のメンテナンスできるようになった状態を根本改善と考えています。

• 時間をかけてカウンセリングや検査を行います
• 筋肉・肩甲骨の動き・背骨・骨盤を調整します
• 姿勢・セルフケアのアドバイスをします
• 場合によっては、呼吸筋を柔らかく調整し呼吸を助けます

この４つを徹底して行う事で肩こり・首の痛みを根本的に改善し、今度こそあなたが元気になれるように導いていきます。

特に、肩こり・首の痛みの改善のためには「どこに原因があるか知る」事が重要です。

なぜなら肩こり・首の痛みの原因は様々で、その原因によっての施術方法が変わってくるからです。

肩こり・首の痛みの原因が分からずに、間違った施術を何回重ねても改善はみこめません。

• 首が悪くて首に負担をかけているのか
• 猫背や他の場所から首や肩に負担をかけているのか
• 体を動かすとき、どこに問題があって骨や筋肉・靭帯・関節円板に負担がかかっているのか

これらの事を、一つ一つ丁寧に調べていき原因を突きとめていきます

しかし根本的な原因を検査するには非常に難しく、専門的な知識・技術を要します。

よって肩こり・首の痛みを根本的に改善させることのできる施術院は日本でも数少なく、滋賀県にはほとんど存在しません。

当院では、院長がリハビリ専門職として整形外科病棟で積んだ臨床経験と、海外の講師から学んだ最新の施術方法を組み合わせることで、症状の原因にダイレクトにアプローチをしていきます。

猫背、巻き込み肩による 肩こり・首の痛み

• 猫背や巻き込み肩といった不良姿勢を治す
• 正しい姿勢を維持できるように筋肉をつける

この２つが根本改善には大切になります。

１：猫背や巻き込み肩といった不良姿勢を治す
薬や電気を当てることは肩こりをなくしたわけではなく、感じにくくしているだけです。

筋肉疲労型の肩こりや首の痛みを引き起こしている、不良姿勢を改善しなければ、肩こり・首の痛みは改善しません。

猫背や巻き込み肩はデスクワーク・携帯電話を頻繁に操作しているとおこりやすいです。

まずはよく使う筋肉の柔軟性を改善していきます。

２：正しい姿勢を維持できるように筋肉をつける
施術によって一時的に症状が改善しても数日で元に戻っていては意味がありません。

生活習慣であまり使っていなかった背中側の弱っている筋肉を強くしなければ、よい姿勢は維持できません。

セルフトレーニングの方法をアドバイスさせていただきます。

弱っている筋肉を強化し、良い姿勢を保持できるように調整して、肩こり・首の痛みを改善いたします。

ストレートネック・反り腰による、神経性の肩こりや首の痛み

• 首のカーブを作る（ストレートネックの場合）
• 胸部を柔らかくする（反り腰の場合）

ストレートネックや反り腰によって神経の出口が狭くなり、神経が圧迫され神経性の肩こりの症状が出る場合があります。

・首のカーブを作る

正常な姿勢であれば首には緩やかなカーブがあります。

首のカーブには衝撃吸収（クッション）作用があり、歩くときや立っている時の頭の重さや振動を吸収してくれます。

このカーブが少ない状態をストレートネックと言います。

施術により首のカーブを作ることで、カーブクッション作用を取り戻し、首や神経への負担を減らして肩こりの改善を図ります。

・胸部を柔らかくする

腰から来る肩こりや首の痛みと言われても、想像がつかないかも知れませんが、背骨は首から腰までつながっているため、腰が原因で肩や首に負担がかかることがあります。

反り腰は、腰のカーブが強くなりすぎた状態です。

カーブが強くなりすぎている原因として、腰が柔らかくなり過ぎている状態があげられます。

施術で硬い部分を柔らかくするのは簡単ですが、柔らか過ぎる部分を固くすることはとても難しいのです。

よって柔らかすぎる腰にアプローチするのではなく、胸部の柔らかさを作り背骨全体で同じような柔らかさにして反り腰を改善していきます。

反り腰が改善されることで首や肩にかかる負担を減らし、神経性の肩こりを改善していきます。

猫背や巻き込み肩に、背骨の湾曲が加わる事でおこる肩こり・首の痛み

• 猫背や巻き込み肩と側弯の不良姿勢を治す
• 正しい姿勢を維持できるように筋肉をつける

この２つが大切になります。

１：猫背や巻き込み肩と側弯の不良姿勢を治す

背骨が左右どちらか一方に傾いている状態を側弯といいます。

そのため本来あるべき背骨のクッション作用がなく、首や腰に負担が蓄積されやすい状態になっています。

この不良姿勢の原因となっている背骨や肋骨を見つけだし改善します。

そのあとに猫背や巻き込み肩の改善を行います。

２：正しい姿勢を維持できるように筋肉をつける
一時的に症状や姿勢が良くなっても数時間や数日で戻っていては意味がありません。

日常生活であまり使っていなかった背中側の弱っている筋肉を強くしてよい姿勢を維持できるように改善していきます。

一人一人の身体・痛み・症状・生活に合わせた施術を行っていくのが当院の方針です。

当院では、このように多岐に渡るアプローチを行っていきます。

正直、根本改善は簡単ではありません。

徒手療法・運動療法・日常生活指導と全てが高いレベルで行なわれないと、症状の改善が図れないからです。

しかし、当院は多くの方に頼ってもらい笑顔になって頂いている実績と、日本中の施術院に指導を行うレベルの技術と知識があります。

上記のアプローチの中で１つでも行っていない事があれば、あなたの慢性的な肩こり・首の痛みは改善します。

私共と一緒に、元気で動ける体を作りましょう！

一人一人の身体・痛み・症状・生活に合わせた施術を行って、肩こり・首の痛みの根本改善を図っていきますので、安心してお任せください！