座りっぱなしで股関節が痛いあなたへ!原因とテニスボールでできる簡単ケア
2021年09月17日

長時間座った後に立ち上がろうとすると、「イタタ…」と股関節に痛みを感じることはありませんか?その痛み、もしかしたら股関節の「遊び」の減少と筋肉の硬さが原因かもしれません。
なぜ股関節が痛くなるの?
座っている時間が長いと、股関節の動きが少なくなり、関節の「遊び」(スムーズに動くための余裕)が失われてしまいます。これにより、立ち上がる際に骨が正常な位置からずれてしまい、痛みが生じることがあります。さらに、股関節周りの筋肉が硬くなると、このズレが元に戻りにくくなり、痛みが慢性化してしまうことも。
股関節の痛みを和らげる2つの簡単セルフケア
そんな股関節の痛みには、自宅で簡単にできるセルフケアが効果的です。
1. 手で直接股関節を伸ばす方法
このストレッチは、股関節の柔軟性を取り戻すのに役立ちます。
- 床に座り、両膝を立てます。
- 片方の足を外側に開いて倒します。
- 体を前に倒しながら、股関節を前に押し出すようにして伸ばします。
- この動きをゆっくりと3回ほど繰り返します。反対側も同様に行いましょう。
2. テニスボールを使った筋膜リリース
テニスボールを使うことで、股関節周りの硬くなった筋肉、特に「大腿筋膜張筋」を効率的にリリースできます。
- テニスボールを股関節の付け根から太ももの骨のあたりに当てます。
- ボールを当てた状態で、2〜3分間横になります。
- テニスボールを当てる位置を少しずつ変えながら行うと、より効果的に筋肉を伸ばすことができます。
これらのセルフケアを毎日続けることで、股関節の動きがスムーズになり、立ち上がり時の痛みが軽減されることが期待できます。座り仕事が多い方も、ぜひ試してみてくださいね